3月31日
中3団員5人の練習最終日
4月からは札幌、旭川での高校生活がスタート。
どこに行くにも遠い、
日本のてっぺん稚内。
市内に柔道少年団は一つしか無く、
柔道を通した他団体との交流や、
競い合うことが容易ではない環境で、柔道を始める子は皆個性があって、皆が皆同じ方向を向いているわけではない。
てっぺん柔道では、
一人ひとりの心と技と体を育てることが重要だと考えていて、そこが育たないと、柔道に限らず何事にも向上していけないし、皆が長く柔道を続けてもらえないという考えで、一人ひとりと関わってきた。
だからこそ、
指導方法や声の掛け方など、たくさん悩んだ。
この取り組み方で合っているのかとか、こう声かけたけど、本当に良かったのかとか、
毎日悩んで、練習終るたびに先生方で相談したり、
先生方も一緒に勉強してきた。
だからこそ尚更、
中学までに目指していた柔道というか、試合の結果というか、
一人ひとりが目指していたところにたどり着けなかったのであれば、
先生方の取り組み方、関わり方が足りなかったと思っているし、
本当に申し訳なく思っている。
柔道に正解は無いと話したことがある。
それは、心、技、体、それぞれが皆違うからであって、
皆が皆同じ柔道スタイルにならないということ。
もっと言うと、
それぞれが進む柔の道が、正解か、そうでないかは、
皆それぞれが進んで決めることだと思っている。
これまでたくさんの人たちと関わっていく中で、
自分がどうしていけばいいのか、どう立ち振る舞うべきかを、
みんなは柔道を通して、これまで学んできている。
人として成長しているし、これからの進む道でも、
正解に向かって進んでくれると信じている。
これからも、自分の柔の道を究めていってください。
自慢の教え子たち。期待しています。
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